品(ひん)は、どこからやってくる?
大きすぎて、品がない。
言葉づかいが、品がない。
見た目が、品がない。
やりすぎてて、品がない。
ゲップは、品がない。
オナラも、品がない。
食べ方、話し方、見た目、仕草、考え方、生き方…眠り方。
品は、どこからやってきて、どこまでつづくのか。
オ〜品、品、品。
めちゃくちゃ品がある!
その品、やばいね!
とは言わない。
何となく(どこか)品がある
などと言う。
口が3つで、品と書く。
そこにヒントがあると思った。
品=
食べ方、話し方、笑い方
人に関して言うと、
口に表れやすいのかも知れない。
その3つのバランスを保つことで
それがその人の放つ品として表れ、
様々な振る舞いに影響しているのかも知れない。
出そうとして出すものでも、出るものでもなく、
あくまで自然に。
マスクしてても、品はでる。
隠せるものではないんだろうな。
阿品、宇品(地名)には、品がある。
無印良品にも、品がある。
そんなことに気がついた。
気がつくこと、それがデザインのはじまりだと思う。
“言葉扱い”にも気をつけながら、
品のいい仕事をしたい、
そんな風に思う。
2021.7